離婚

【第1話】夫の失踪と置き去りにされた私たち|離婚体験記

みりママ

こんにちは。みりママです。
夫の失踪から裁判離婚成立までを体験記として記事にしています。
弁護士の探し方調停中のメンタルの保ち方なども記載していくので、今離婚を考えている方や調停中の方のお役に少しでも立てると嬉しいです。



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夫は大手企業勤務。
新築マンションの最上階で、私たちは何不自由ない幸せな生活を送っていくと思っていました。

結婚してすぐに子供を授かり、住宅も購入したばかり。 仕事もプライベートも順風満帆。
周りから見れば、まさに幸せの絶頂だったと思います。

しかし、その幸せはすぐに音を立てて崩れ始めました。

当時、私自身も企業で働き、やりがいのある仕事に没頭していました。
公私ともに順調で、キャリアも順調にステップアップしている時期だったのです。

しかし、妊娠3ヶ月を過ぎた頃、つわりやホルモンバランスの変化で、私はひどく不安定になりました。
仕事で成果を出せていた自信とは裏腹に、自分をコントロールできないことに戸惑い、夫に当たってしまうことが増えました。
申し訳ないと思いながらも、どうすることもできない日々。
徐々に二人の関係が悪化していることは肌で感じていました。

そして、気づくと夫は外泊を繰り返すようになっていました。
元々出張や残業で帰りが遅くなることはありましたが、その頻度が週1、週2と増えていき、最終的には週の半分以上帰ってこないこともありました。

この時期は深夜にカギの開く音を聞いて、「よかった、今日は帰ってきた」と思い、ようやく眠れるという日々が続いていました。(思い出すと結構辛い)

さすがにおかしいと思った私は、ある晩、帰宅した夫に「最近どこに泊まってるの?これから子供が産まれるのに、こんな外泊ばかりでは困る」と問い詰めました。

すると夫は、私の目を見ることもなく「ごめん、帰るようにする」とだけ言い、次の日の朝早く家を出て行きました。

これが、私と夫が直接会った最後の日でした。

あの時の私は、これから始まる孤独な戦いの、ほんの入り口に立っていることに全く気づいていませんでした。
そして、この後、夫の弁護士から信じられない書面が送られてくることになります。

第2話へ続く

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みりママ
みりママ
はじめまして、みりママです。 上場企業で管理職をしながら、3歳の子供を育てるシングルマザーです。 離婚調停・裁判を経て、子育てと仕事に奮闘しながら資産2,000万円を形成。 このブログでは、子育て・お金・キャリア・暮らしの工夫をシェアしていきます。
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